邪馬台国はどこですか?書名 : 邪馬台国はどこですか? 著者 : 鯨統一郎 出版社: 創元推理文庫 \693 感想 ; ははは、面白い。 最初がいいのよ。「この作品がフィクションであるという保証はどこにもありません。」だもんね。 悟りを開いたのはいつですか? 邪馬台国はどこですか? 聖徳太子はだれですか? 謀反の動機はなんですか? 維新が起きたのはなぜですか? 奇跡はどのようになされたのですか? 日記じゃないからばらしちゃう。 ここから先、まだ読んでいない人は、読まないで。 仏陀は悟りを開いていない。王子じゃなくて商人の子。 邪馬台国は東北にあった。 聖徳太子は推古天皇。 織田信長は自殺だった。これなんて心理分析だもんね。 維新は勝海舟が外国に攻められる弱い国になるのを避けるために催眠術を使った。 イエス・キリストは、ユダと入れ替わっていたからよみがえれた。 筋の運び、調査がとても上手。 ほんとかもしれない、って思ってしまいそう。 案外本当だったりして... どのテーマも、割とみんな気にしている謎なんですよね。 それが、学者じゃなくて、フツーの人の疑問から解明されていくから、面白い。 これ、哲さんに薦められたこの次の同じシリーズを買おうと思って、でも、先に北京原人を読んで、次にこれにしてしまったのでした。 ジャンル別一覧
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